【本音】警察女子のサバイバル

「女性枠はたったの10名」倍率13倍の壁を越えた先に待っていた、女性警察官の知られざる苦悩とリアル

※この記事は、過酷さを訴えるものではなく、これから警察官を目指す方が心構えを持てるよう、私の実体験をポジティブな視点で振り返るものです。


「制服を着てカッコよく働きたい!」

そう夢見て警察官を目指す女性は多いはず。

でも、その「理想」と、現場の「現実」にどれほどの差があるか、考えたことはありますか?

こんにちは!私はある県警察で12年間、警察学校生活や現場を経験してきた元警察官ママの omi です!

12年間の現役生活で私が見てきたのは、ドラマのような華やかな世界だけではありませんでした。

むしろ、性別の差という「分厚い壁」に必死で食らいつく日々。

「こんなはずじゃなかった」と入校後に後悔してほしくないからこそ、元現場の人間として、今お伝えできる「ガチのリアル」を全部書きました。


夢見た制服、その裏にある「数字」の洗礼

小さい頃からの夢。

テレビの向こう側で正義を貫く姿に憧れ、私は一心不乱に警察官を目指しました

しかし、いざ試験を受けようと募集要項を開いた瞬間、私は最初の「壁」にぶち当たります。

男性:130名、女性:10名。

これが、私が受験した当時のK県警の現実でした。

女性枠は男性の10分の1以下。

倍率はなんと13倍。

「女性が警察官になること」そのものが、当時はとてつもなく高いハードルだったのです。


第1の壁:警察学校での「男女一緒」という名の洗礼

なんとかその10名に滑り込み、晴れて入校した警察学校。

そこで待っていたのは、「男女平等」とは程遠い、「男女一緒」という名の過酷な訓練でした。

体格差無視のガチ訓練

同じ重さの盾を持ち、同じ距離を走り、同じ回数の腕立てをこなす。

筋力の差を理由に泣き言は言えません。

「女性だから」と甘やかされることは一切ない世界です。

「優秀であれ」という呪い

教官から何度も言われた「女性警察官は優秀でなければならない」という言葉。

数少ない枠を勝ち取った自負と、常に完璧を求められるプレッシャーで、心休まる暇はありませんでした。

管理地獄の貸与品

パンプス、スカート、ベスト……。

男性より圧倒的に多い貸与品の数。

紛失すれば即「始末書」

この細かなルールさえも、女性には高いハードルとしてのしかかりました。

ここまで読んで、『私には絶対無理……』と絶望した方もいるかもしれません。

でも、ちょっと待って!

筋力差なんて関係ないガチの訓練。

でも、そんな過酷な日々の中で、唯一「女性警察官が主役」になれる華やかな舞台がありました。

それが、年始に行われる『年頭視閲式(ねんとうしえつしき)』です。

でも、その美しすぎる行進の裏側は、スカートにストッキング1枚で氷のグラウンドに立つという、まさに「氷上の修行」

男性陣を羨ましく思いながらも、女性だけの部隊でプライドをかけて歩き抜いた、もう一つの「女性警察官のリアル」も覗いてみてください。


第2の壁:現場で直面した「女性だから」のジレンマ

警察学校を卒業し、念願の交番勤務。

しかし、ここでもまた別の壁が立ちはだかります

「夜は危ないから、警察署の中で事務作業をしなさい」

当時の交番には女性用の設備がなく、18時を過ぎると現場から引き離されました。

地域の平和を守りたくてパトロールに出たいのに、「女性だから危ない」という理由でブレーキをかけられる。

訓練では「男性と同じようにやれ」と叩き込まれたのに、現場では「女性だからダメ」と言われる矛盾

12年間の警察官生活で、私はこの「性別の差」に何度も苦悩しました。

守りたい気持ちは一緒なのに、なぜ女性というだけで立ち入り禁止の場所があるのか。

理想と現実のギャップに、胸が締め付けられる日々でした。


結び:これから「盾」を持つあなたへ

今の時代、設備も環境も改善されつつあります。

でも、「性別の差」がゼロになったわけではありません

私がこの記事で伝えたいのは、「大変だからやめなさい」ということではありません。

理想と現実のギャップを知った上で、それでも「守りたい」と言える強い覚悟を持ってほしいのです。

あなたの正義感は、どこで一番輝きますか?

「女性であること」を武器にするのか、壁として受け入れるのか。

この記事が、憧れの制服に袖を通そうとしているあなたの、本当の「覚悟」を決める一助になれば嬉しいです。


性別の壁、厳しい訓練……。

不安にさせてしまったかもしれません。

でも、安心してください

倍率13倍の壁を前に震えていた私は、もともと「腹筋が30秒で5回」しかできない、誰よりもポンコツな受験生だったんです。

一次試験落ちの絶望から、どうやって自分の「弱さ」を「合格」に変え、12年も現場で戦い抜くことができたのか。

体力に自信がない女性にこそ読んでほしい、私の「泥臭い逆転の全記録」をここに置いておきます。

警察官の体力試験が不安な人へ!腹筋5回から逆転合格した元警察官の「ズルい」戦略

2026/3/7  

「運動音痴だから警察官は無理…」と諦めていませんか?腹筋30秒で5回しかできなかった筆者が、一次試験落ちの絶望からどうやって逆転合格を掴んだのか。体力試験対策から面接の秘訣まで、凡人でも勝てる「逆転ロードマップ」を元女性警察官が公開します。

正直、私の合格は「奇跡」に近いと言われました(笑)。でも、やり方次第で道は開けます!

私

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元警察官ママ/omi

小学校の頃からの夢を叶えて警察官に。 ある県警察で12年間、警察学校、交番勤務、広報県民課(音楽隊)、生活安全課と歩んできました。現在は結婚・妊娠を機に退職し育児奮闘中。 「当時のリアルな裏側」を女性目線でブログに綴ります。

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