こんにちは、私はある県警察で12年間、警察学校生活や現場を経験してきた元女性警察官ママの omi です!
「正義感が強いから、警察官になりたい!」
今、この記事を読んでいるあなたは、そんな熱い思いを持って勉強に励んでいるのではないでしょうか。
その純粋な気持ち、12年間現場を見てきた私から見ても、本当に素晴らしい資質です。 でも……だからこそ、あえて言わせてください。
「正義感だけ」で警察官になると、あなたは現場で絶望してしまうかもしれません。
今日は、警察官という仕事の「きれいごとじゃないリアル」と、あなたの正義感を120%活かせる「他の道」についてお話しします。
⚠️ 警察官の「正義」は、想像よりずっと泥臭い
「悪い奴を捕まえて、困っている人を助ける!」 そんなヒーロー像を描いているなら、少し立ち止まってみてください。
感謝よりも「拒絶」される毎日
交通違反の取り締まりで浴びせられる罵声。必死に仕事をしているのに「税金泥棒」と言われる理不尽……。警察官は、感謝されることよりも煙たがられることの方が多いのが現実です。
「捕まえて終わり」という無力感
犯人を捕まえても、被害者の心の傷が消えるわけではありません。何度も同じ罪を繰り返す人を前に、自分の正義感がすり減ってしまうこともあります。
一生涯の覚悟が必要
警察官は特殊な職業です。一度その道に進むと、他業種への転職は簡単ではありません。「理想と違った」と気づいた時には、身動きが取れなくなっている可能性もあるのです。
💡 あなたの「正義」を活かせる、別の選択肢
「人を助けたい」「不正を許せない」という気持ちを活かせる場所は、警察署の中だけではありません。視点を広げると、こんなに魅力的な仕事があります!
より深く事件と向き合いたいなら
- 検察官・検察事務官:警察が作った書類を精査し、最終的な裁きを下す役割です。一つ一つの事件の真相により深く関わり、法の番人として正義を追求できます。
直接「ありがとう」と言われたいなら
- 消防士:救急や救助の最前線です。警察官と違い、現場に行くだけで感謝されることが多く、人命救助のやりがいをダイレクトに実感できます。
水際で国を守りたいなら
- 海上保安官(海の警察)
- 入国審査官・通関士:密輸や不法入国を阻止し、国の安全を根本から支える仕事です。陸の警察とはまた違う、スケールの大きな正義感を発揮できます。
国の平和や更生を支えたいなら
- 自衛官・刑務官:国の守り手として、あるいは罪を犯した人の更生を支える立場として。地道ですが、社会の秩序を守るために欠かせない、誇り高き仕事です。
📝 最後に:自分に「3つの質問」をしてみて
試験勉強を続ける前に、一度だけ自分に問いかけてみてください。
- なぜ警察官なの?(制服への憧れ?それとも具体的な業務?)
- 誰を、どんなふうに助けたい?(違反を取り締まりたい?救助したい?)
- 理不尽に耐えられる?(嫌われても、自分の信念を貫ける?)
もし、この記事を読んでも「それでも私は警察官になって、この理不尽な現場から誰かを守りたいんだ!」と思えたなら。
あなたの決意は「本物」です。
その熱い思いは、警察学校や現場の厳しさを乗り越えるための、何より強い武器になります。自信を持って、一歩踏み出してください!
あなたの「正義感」という素晴らしい才能が、一番輝く場所で見事花開くことを心から応援しています。
「それでも、警察官になりたい」と決意したあなたへ
正義感の先にある「現実」を知ってもなお、その道を進みたいと思ったあなたの意志は本物です。ですが、警察官になるためには避けて通れない「最初の大きな壁」があります。それが、全寮制の警察学校です。
私が経験した、想像を絶する(でも今では宝物のような)警察学校での日々をこちらの記事にまとめました。覚悟が決まった方は、ぜひ覗いてみてください。
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