こんにちは!私はある県警察で12年間、警察学校生活や現場を経験してきた元警察官ママの omi です!
交番勤務だった新人時代。
慣れない当直勤務の疲れを取るべく、私は泥のように眠っていました。
その静寂を切り裂いたのは、枕元で激しく鳴り響く電話の音。
恐る恐る受話器を取ると、聞こえてきたのは聞き慣れた上司の「怒号」でした。
「新人のくせに、異動の見送りに来ないとは何事だ!」
寝ぼけ眼でフリーズする私。
「見送り……?え?今日は休みのはず……」
パニックと絶望で血の気が引いた、あの日の出来事をお話しします。
警察の伝統「異動の見送り儀式」とは?
警察組織には、春と秋の異動日に欠かせない「儀式」があります。
- 辞令交付と挨拶
現所属の警察署で辞令を受け取り、署員全員で見送ります。 - 新天地への送り出し
担当者が車を出し、次の勤務先まで新異動者を送り届けるのが通例です。 - 非番・週休も関係なし
たとえ休みの日であっても、署員は正装して駆けつけ、門出を祝うのが「暗黙のルール」でした。
【知る由もない新人の悲劇】
「異動日」という概念すら定かでない新人に、そんなルールが分かるはずもありません。
通勤時間は1時間半。今から行っても到着は昼前。
異動はすでに終わっています。
電話を切った後も、一日中震えが止まりませんでした。
その後の「どんでん返し」
数日後、重い足取りで出勤した私を待っていたのは、意外な展開でした。
「omi、ごめん!俺が伝え忘れてたわ……」
申し訳なさそうにやってきたのは、指導係の先輩でした。
「誰かが言わないと分からないよね。上司には俺のミスだって言っておいたから、気にするなよ」
さらに、あの時電話で怒鳴り散らした上司からも言葉がありました。
「異動があるのを知らなかったんだな。いきなり怒って悪かった。嫌な思いをさせたな」
厳格な組織ゆえの怖さはありましたが、「間違いを認めて謝ってくれる」先輩や上司の姿に、心から安堵した瞬間でした。
【解説】警察組織の「儀式」と「絆」
なぜ、これほどまでに「見送り」を大切にするのか。
それは、24時間365日、命を預け合う仲間だからこその「情」があるからです。
- 一期一会の繋がり
所属が変わっても仲間であることに変わりはありません。 - またどこかで会う
巡り巡って同じ署で再会することも多い世界。
別れの挨拶は「礼儀」以上の意味を持ちます。 - 新人が学ぶべき「防衛策」
スケジュール帳にない「暗黙知」は、周りの会話にアンテナを張ることでしか防げません。
この一件以来、私は周囲の動きを察する「防犯意識」ならぬ「組織意識」を磨くようになりました。
理不尽の先にあったもの
12年前のあの日、泣きそうになりながら謝っていた自分に伝えたい。
「その経験が、今のあなたを作っているよ」と。
社会に出れば、理不尽に怒られることは多々あります。
中には、自分のミスを認められない人もたくさんいるでしょう。
【新社会人の皆さんへ】
もし理不尽に怒られても、自分を責めすぎないでください。
それはただの「連絡ミス」かもしれません。
大切なのは、起きてしまったことにどう対処し、次はどう動くか。
自分軸をしっかり持って、一歩ずつ進んでいきましょう!
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理不尽な怒号に震えたあの日から、私の「現場」での日々が本格的に始まりました。
24時間勤務、不規則な生活、そして「気絶するように眠る」ほど過酷だった新人時代の舞台裏を赤裸々に綴っています。
今、慣れない環境で踏ん張っているあなたへ。
「大丈夫、こんなにボロボロだった私でも、12年続けてこれたから。」
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2026/2/8
警察官を目指す方必見!新人時代の「きつい」の正体を元女性警察官が徹底解説。当直明けの過ごし方や、知られざる3交代制勤務のルーティンを実体験ベースで公開します。過酷な現場をどう乗り越えたのか?読めば警察官として働く覚悟と希望が見えるはずです。