警察学校

【元女性警察官が教える】警察官採用試験に合格したら、まず遊べ

試験に合格した後って一体どうなるの?

警察官採用試験を無事合格し、採用が決まったら、まずは、警察学校に入校します。

これが警察官としての第一歩です。

警察学校での先生は教官と呼ばれ、警部補以上の階級にある警察官が、基礎的な教養(授業)・訓練・武道などを行います。

高校や大学と違い、教官(上司・警察官)の元、お給料をもらいながら、警察官としての基礎勉強をする場所です。

学校という名前が付いているので、勘違いしやすいのですが、警察学校に入校した時から警察官として働きだすことになります。

  • 大学卒業後に警察官になった方は、6ヶ月の入校期間(短期課程)
  • 高校卒業後に警察官になった方は、10ヶ月間の入校期間(長期課程)

があります。

この期間は、警察学校内の寮で、同期生と共同生活をしながら、規則の厳しい環境で過ごすので、卒業後にも思い出深く同期との絆も深まるものとなるでしょう。

私は、高校を卒業後に警察官になったので、10ヶ月間の入校期間がありましたが、37歳になった今でも、人生で一番辛かった時期はダントツで警察学校です。

例えば、

  • 警察学校の敷地内から自由に出られない
  • 単独行動が許されない、基本団体行動
  • 携帯電話は持ち込めない
  • 寝る時間も起きる時間も決まっている
  • 食事やお風呂の時間も短いので、気が休まらない

などで、今の私には、到底耐えられません汗

警察学校にもう一度行ける?と言われても、絶対に行きたくありません笑

全国の警察官のほとんどがそう答えるのではないかと思います。

ただ、一人前の警察官になるためには、そういった厳しい環境で過ごせてこそなのだとも思います。

試験に合格して入校日が決まったら、その日まで、まずは遊べるだけ遊んで遊びつくしておきましょう!!

  • この記事を書いた人

omi

小学校頃から警察官になる!と夢を追いかけ続けました。K県警察に就職し、警察学校、交番勤務、広報県民課、生活安全課と勤務。「女性警察官」ならではの悩みもたくさん経験。結婚・妊娠を機に退職し、現在はK県を離れて育児奮闘中。12年間の警察経験を女性目線のブログに。

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