警察学校

【元女性警察官が教える】警察学校に入る前に身につけておきたいスキル5選

警察学校に入る前にしておきたいこと

警察官採用試験に合格したけれど、入校するまでに準備することはある?

入校するまでに準備することは、色々とありますが、

まずはもらった書類の通り手続きを進めていきましょう。

それだけでなく、私が入校した際に

やっておいてよかった & やっておけばよかった

と感じたことが5つあるので、入校前の過ごし方の参考にしてくださいね。



警察学校に入校する前にやっておいてよかった&やっておけばよかったと感じたこと5選!

1.小型二輪(バイク)の運転免許証を取得しておく

警察学校を卒業すると、各警察署に配属され、交番勤務が始まります。
交番勤務では、バイクでの移動がほとんどになりますので、免許の取得は必須となるので、
採用手続きの書類にも、小型二輪の運転免許証について記載があるかもしれません。
運転免許証については、警察学校卒業までに取得していればいいわけなのですが、
入校してから取得となると、休日が自動車学校への通学で埋め尽くされ、身体的な負担が大きくなるので、おすすめ出来ません。
入校前の時間に余裕のある時期に取得することをおすすめします。

2.普通自動車の運転免許証を取得しておく

こちらも小型二輪と同様で、普通自動車の運転免許証は、警察学校を卒業してからの取得でも大丈夫です。
しかし、こちらも慣れない職場環境や、昼夜続く勤務がある中で、休日が自動車学校への通学で埋め尽くされると、負担はかなり大きくなるため、警察学校に入校する前に取得しておく方が良いでしょう。

また、「ゆくゆくはパトカーを運転したい!」と考えている方は、警察内で行われている通称「A免」と呼ばれるパトカーを運転する免許の取得資格に「普通自動車運転免許取得から●年後」という条件がありますので、早めに取得しておく方が良いでしょう。

3.ハンカチを持ち歩く習慣をつけておく

社会人としては当然のことですが、ハンカチを持ち歩く習慣付はとても大切です。
また、警察学校では、ハンカチ以外に、ボールペンやメモ帳を必ず持ち歩かなければならないものがいくつかあります。抜き打ちチェックも多々あり、持っていないことが教官に知れれば・・・
警察学校に入校する前に、習慣としてクセ付けをしておくと良いでしょう。

4.洗濯機の使い方を覚えておく

こちらも、大人として当然のことかもしれませんが、実は、洗濯の仕方がわからないまま警察学校に入校する方もいます。その洗濯物は、1週間溜め込んで、外出が出来る休日に実家にまとめて持って帰りご家族に洗ってもらうという方もいました。
自分のことは自分でするのは大人として、当然のことと思いますので、洗濯機の使い方、洗剤の入れ方、洗濯物の洗濯物の干し方をきちんと知っておきましょう。
それ以外のことも、自分の身の回りのことは自分で管理できる自立した生活を心掛けましょう。

5.朝に強い体内リズムに整えておく

警察学校では、団体生活になり、決められた時間に起きて、決められた時間に寝ることになります。また、私が入校していた頃は、目覚まし時計は使えず、校内放送の「学生隊起床」の一言で起き、すぐに身支度をして、点呼城へ向かわなければなりませんでした。
その放送で起きれない方もいらっしゃいましたが、教官に見つかると・・・
6時に起きて、22時半ころに就寝する体内リズムを作っておくと良いでしょう。

▼参考サイト
令和6年度警視庁採用サイト/警察学校の紹介
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/saiyo/2024/welfare/visit.html




警察学校に入校すると想像より時間がなく、1日があっという間に過ぎていきます。少しでも充実して過ごせるよう、入校後をイメージしながら過ごせるといいですね。

とはいえ、入校前は何よりも遊んでおくことも大事だったな、とも思いますので、下記の参考リンクもぜひご覧くださいね。

  • この記事を書いた人

omi

小学校頃から警察官になる!と夢を追いかけ続けました。K県警察に就職し、警察学校、交番勤務、広報県民課、生活安全課と勤務。「女性警察官」ならではの悩みもたくさん経験。結婚・妊娠を機に退職し、現在はK県を離れて育児奮闘中。12年間の警察経験を女性目線のブログに。

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