学校の授業で力を入れたい授業とは
将来警察官になりたい!でも、学校の授業って警察官になってからどう役立つの?
警察官になるにあたって、学校の授業は、どれも重要な勉強ですが、
その中でも力を入れて学びたい教科をお教えします!
まずは、基本の国語
特に力を入れて学びたいのは、国語ですね。
国語?!と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、警察官はとにかく文章を書くことが多いです。
例えば、事件が発生したら、被害者から「被害届」を受理します。
この被害届の受理があってから、事件として捜査が始まる最重要書類になります。
この被害届には、被害者の方のお話を聞いて、被害の状況をわかりやすくまとめて記載します。
それ以外にも、テレビ等で聞いたことがあるかもしれませんが、被害者や被疑者から事件の起きた状況を詳しく聞いてまとめる供述調書だったり、捜査で得た情報をまとめる捜査報告書だったり、とにかく文章を書くことが非常に多いです。
文章力や表現力や基礎漢字など国語はしっかりと学んでおきましょう。
次に外国語
警察官は、国籍問わず色々な方と接する機会があります。
スマホの翻訳機能を使用してもコミュニケーションを取ることもできますが、円滑なコミュニケーションのためにも外国語を習得しておくと良いでしょう。
ただし、もしも事件となったら通訳の方が同席して話すことになりますので、ご安心を。
やっぱり体育
3つ目は、やっぱり体育です。
警察官は言わずもがな、体力必須の仕事ですので、体育も力を入れて頑張りたいですね。
例えば、テレビニュースで、現場を保存するために通路を封鎖している警察官が映り込みますよね。
他にも、交通整理だったり、張込みだったりと、長時間その場で立っていなければいけない仕事も多いです。
交番勤務では、朝夕に駅前や交番前で1時間立番(りつばん)という仕事があって、当直明けの朝は睡眠もほとんど取れていない状態で立ちつづけるのは、かなりしんどくて、1分1秒がすごく長かったですね。
というか、気がつくと意識が遠のいていたこともありました…
ただただ立っていなければいけないのは、想像以上にしんどいです。
場合によっては、終わりの時間が見えないこともありますし、天候が荒れていたり、真夏の炎天下や真冬の凍える季節かもしれません。
しっかりと体力をつけておきたいですね。
数学・美術
特に鑑識活動は現場に残された指紋を採取したり、足跡を採取したりするため、指先の器用さが求められます。
もしも消してしまった!なんてことになったら…!!
他にも、犯人の似顔絵を書くこともありますね。
学校の授業ってマンネリになりがち
学校の授業は将来どこに役に立つの?
と考えてしまう時期もあると思いますが、自分の将来の可能性を広げるためにも、少しでも多く学んで身につけておきたいですね。
学校の授業は将来必ず役に立つ!