「警察官になったら、SNSは一切禁止!」なんて、まるで都市伝説のように囁かれることがありますよね。でも、これって本当にそうなのでしょうか?私がK県警にいた頃の実体験を交えながら、そのリアルな事情をお話します。
「警察官になったらSNSは卒業!?」は都市伝説だった!?元警官が語る、まさかのSNS事情と「攻める警察官」の未来!
皆さん、「警察官になったらSNSは卒業!」なんて思ってませんか?
実は元女性警察官の私がいたK県警では、SNSの使用について
まさかのノータッチ!

なんと、上司や同僚とLINE交換は当たり前、今でも同期のLINEグループでワイワイやってますし、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookなんかも普通にフォローし合ってました。

「え、マジで? 警察官なのにそんなゆるくていいの?」
って思いますよね。私もそう思いました。
もしかしたら他の都道府県警では
「SNSは全面禁止!」
「アカウントはすべて上司に報告!」
なんて厳しいルールがあるのかもしれませんが、K県警は意外とフリーダムだったんです。「バレなきゃOK!」と言わんばかりの自由度。
もちろん、バレても何も言われないんですけどね。
SNSは捜査の武器にもなる!?

でも、最近の事件を見ていると、被疑者と被害者がSNSで知り合ったり、闇バイトの募集にSNSが使われたり…と、SNSが絡む事件が爆増中。こうなると、警察官もSNSに詳しくないと捜査が手詰まりになっちゃうんです。
むしろ、SNSを使いこなせる警察官は、事件の端緒を発見したり、捜査をスムーズに進めたりと、
まさに現代のスーパーヒーロー!
なんて言ったら言い過ぎ? でも、そういった場面でSNSの知識が役立つことは間違いありません。
もはや「SNS捜査官」なんて肩書ができてもおかしくないレベルです。
警察官のSNS、ここだけは守って!

とはいえ、やっぱり警察官という職業は特殊。
顔写真をアップしたり、投稿を誰でも見られる状態にするのは、ちょっと待った!
だって、職務上、たくさんの人と関わる中で、もしかしたら誰かの恨みを買っている可能性もゼロじゃないんです。
もしものことを考えて、SNSのセキュリティやプライバシー設定は最高レベルに高めておきましょう。投稿内容からも個人情報が特定されないように、スパイのように慎重に!
そして、当たり前ですが、仕事の内容をSNSに投稿するのは絶対にダメ!
これは鉄の掟です。
うっかり「今日の取り調べ、マジきつかった〜」なんて投稿したら、大変なことになりますからね!どんなに「この話、面白いのに!」と思っても、そこはグッとこらえましょう。
警察官だって人間だもの。賢くSNSを楽しむ!
警察官だって人間です。SNSで息抜きしたい!
でも、「公務員」という堅いイメージとは裏腹に、意外とSNSを楽しんでいる警察官もいる。
そんなちょっとした裏事情、いかがでしたか?
SNSを賢く使うことで、プライベートを楽しみつつ、職務にも役立てることができるかもしれません。
あなたも、SNSの達人「SNS捜査官」を目指してみては?